11/26(水) 『漫画家のがっつりこぼれ話』トークイベント ゲスト/漫画家・ロビンやすおさん【イベントレポート】

こんにちは、サラボ運営スタッフのHarunoです😃
2025/11/26 (水) に開催したsalad bowl ゲストトークイベントvol.5
『漫画家のがっつりこぼれ話』のイベントレポートをお届けします!
目次
- 1.イベントの内容
- 2. 登壇者の紹介
- 2. 祇園祭の取り組みについて
- 3. 来場者とのディスカッション
- 4. 今後の目標
- 5.まとめ
- 登壇者紹介
- 6.📣次回イベントのお知らせ
1.イベントの内容
今回のテーマは
「漫画家のがっつりこぼれ話」 をテーマに漫画家のロビンやすお 氏をお招きし開催しました。

2. 登壇者の紹介

[略歴]
1997年京都精華大学 卒業。
2005年 劇場用ストップモーションアニメ『緑玉紳士』を製作、全国公開。
その後、京都造形芸術大学で8年間教員を勤める。滋賀県湖南市の地域おこし協力隊として 湖南市の史跡と伝説を題材とした4コマ漫画を製作。
現在は漫画家として『スサノオくん』を連載中。
https://note.com/susanoo8
漫画「スサノオくん」
https://x.gd/FJyi0
2. 祇園祭の取り組みについて

今回のトークイベントでは、漫画家・ロビンやすお氏をゲストに迎え、現在の創作活動や、代表作『スサノオくん』と祇園祭とのコラボレーションについてお話を伺いました。
『スサノオくん』は2025年から祇園祭との正式コラボがスタート。長い歴史を持つ祇園祭の山鉾とタッグを組むことは、伝統を大切にしてきた地域の方々にとっても大きな決断であり、決して簡単なことではありません。

ロビン氏はこれまで祇園祭を題材にした作品を描く際、何度も鉾町へ足を運び、丁寧な取材を重ねてきました。その真摯な姿勢と、他にないほどの精緻な描写力が地元の人々の心を動かし、今回のコラボ実現につながったとのことです。
2025年には、長刀鉾、菊水鉾、船鉾をはじめとする7基の山鉾とのコラボが実現し、伝統と創作が出会う新たな試みとして注目を集めました。

イベントの際にはコラボで実現したグッズ(手拭いやリーフレット)をご紹介していただきました。
3. 来場者とのディスカッション
▼来場者/質問:01)漫画に出てくるキャラクターにはどれも由来があるように感じましたが、稲田さんという女性キャラにも何か理由があるのでしょうか?
🟢ロビン氏は、稲田さんは日本神話「ヤマタノオロチ神話」に登場するスサノオノミコトとクシナダヒメ(稲田媛)に由来していると説明。作品のキャラクターにも神話の背景を丁寧に取り入れていることが明かされました。
▼来場者/質問:02)漫画のネタはどのように考えているのか?

🟢ロビン氏は幼少期から“他の人には見えないものが見える”不思議な感覚を持っていたことを紹介。そのうえで、『スサノオくん』のモデルとなった人物はロビン氏以上に“見える力”を持つ方であり、その方の話や自身の体験をもとに、ある種の使命感を持って物語を形づくっていると語りました。
来場者とのやり取りを通じて、作品の背景や創作の源泉に触れられる貴重な機会となりました。
4. 今後の目標
イベントの締めくくりには、ロビン氏の今後の目標についてもお話を伺いました。現在、出版社と相談を進めながら、2026年の祇園祭にあわせて『スサノオくん』の復活連載を目指しているとのこと。また、『スサノオくん』を通して日本神話や京都文化を世界に伝える“アンバサダー”としての認知を広げたいという思いも語られました。
さらに、京都発のキャラクターとして、京都で最も愛されるIPになることを大きな目標に掲げています。ロビン氏は「『スサノオくん』はこれからの日本、そして世界にとって必要な作品になるはず。」と力強く語り、会場を大いに励ます言葉でイベントを締めくくりました。
5.まとめ
今回のイベントを通し、たとえ自分には見えなくても、歴史や伝統の背景を伝えてくれる人がいるからこそ、私たちは文化をより深く理解し、大切にしようと思えるのだと実感しました。同時に、日々の暮らしそのものを丁寧に、感謝の気持ちを持って過ごしたいという思いも強まりました。
また、歴史ある都市・京都に暮らす者として、『スサノオくん』を通じて改めて京都の魅力を発見する機会にもなりました。この作品が、京都以外の地域の方や海外の方にも「本当の京都」を知ってもらうきっかけとなることを願わずにはいられません。今回のトークイベントは、まさにその一歩となる、意義深い時間となりました。
登壇者紹介
企画屋・コーディネーター
科田 小太郎
高校を卒業後、東京へ上京。2009年よりアパレルブランド『DEPT』に入社。京都の文化産業に携わることを目的に2011年に帰郷。アパレル業界にて10年以上のキャリアを持ち、新商品開発・新規事業の立ち上げなどを中心に立案段階から商品企画・営業戦略・試算管理・スケジュール策定・広報戦略に携わる。2022年よりコンサルティング会社『株式会社 SASI 』にて中小企業の経営・ブランディング支援と行政関連の経営・創業支援受託事業の事務局を勤めプロジェクトマネジメント・ディレクションを行う。また古着物を活用したアップサイクルブランド『cravatta by renacnatta』のディレクターを務め商品開発・コーディネートスタイリングを行っている。
saladbowl運営スタッフ・コミュニケーター
イラストレーター・デザイナー
Haruno
制作会社でグラフィック・WEBデザイナーとして従事しながら、個人でイラストレーションの仕事を始める。現在フリーランスで活動中。雑誌、ウェブメディア、パッケージなど、様々な媒体にイラストレーションを提供。自由でユーモアのあるイラストとイラストを活かしたデザインが得意。科田と共にsaladbowl運営スタッフ。