
ソフトコムがCSR(企業の社会的責任)について取り組むきっかけなったのは、あるお客様からの「ソフトコムさんはプライバシーマークを取得しないんですか」という問いかけからでした。
当時(2006年)、プライバシーマークや数々の認証を取得している企業において顧客情報の流失や不祥事が発生していました。現在は偽装という不正が多いようですが。
そこで、何故なのかと考えてみました。数々の不祥事を見ていけば、認証を取得するという行為のみが目的となってしまい、認証が持つ本来の目的や意義が全社に共通した認識において取得されなかったのではないかと感じたのです。また、そこには多くの場合、企業の放漫さも根底にあったのではないかとも感じたのです。
結局のところ、それらの認証をただ取得してもそれらの仕組みは万全ではなく、認証もあくまで外枠に過ぎず、不正なく、社会に胸を張って事業を行っていくことは、結局は中で取り組む人間の自覚によるしかないのではないかという結論に達したのです。
そこで、私たちはそれらの認証を取得する前に、企業理念に基づいたソフトコムの全員が共有できるものが必要であると考えました。仕組みを作ることも大切ですが、そもそも「企業はなぜ存在するのか」から始めなければ、不正がなく、継続する企業となることはできません。社会に対する企業の姿勢を明確に示し、かつそれを社内の隅々にまで徹底し共有することが必要であると考えました。