昨年の流行語大賞は、「インスタ映え」。
若い層では、携帯電話で撮影することも「インスタ」と呼ぶことも大分と認知されてきましたね。

素敵なイタリアンの店で、料理を撮影している人が、アングルが定まらずカメラや料理をあちこち動かしたり、料理皿を回転させたりしている光景を見かけたことはありませんか?

きれいに盛り付けられた料理をおいしそうに美しく撮影したいがあまり夢中になっているのでしょうが、大変そうです。。。。

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私も経験があるのですが、あれこれ迷って手間をかけて撮影した写真なのに後で見てみると「なんじゃこりゃ!?」的な仕上がりになることがありますよね?

私自身のこれまでの経験から、スマホで料理をおいしそうに撮影するために実施している【3つのポイント】をご紹介させていただきます。

ポイント:『しずる感』を大切に!
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レンズの焦点を、料理(被写体)の一番明るく「光沢」「テカっている」部分にあてる。つまり画面の映り込みに指で焦点を定めてみましょう。陰影が強調され、コントラストができて「テカリ」も強調されて『しずる感』がでてきます。


ポイント:撮影する「角度」を注意する!
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カラフルで美しく盛り付けられた料理ほど、ついつい全体を見せたいがために、覆いかぶさるように真上に近いアングルで撮影しがち。

45度~55度の角度でスマホを構える撮影してみましょう。臨場感がでてきて料理がおいしそうに見えてきます。

インスタ映えを狙って小型LEDライトを購入、お持ちの方は、料理の10時の方向から当ててみましょう。手前に陰影がついて画像にメリハリがつき『しずる感』を演出してくれます。


ポイント:見せ方に工夫を!
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懐石料理やフランス料理のコースなどは、すでに盛り付けが完成されたりしています。しかし多くの料理は、ちょっとした工夫でよりインスタ映えするようになります。


ではポイントを踏まえて、本日、私が食べたあんかけうどんで実施してました。

↓↓↓真上から撮影してみると↓↓↓
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盛り付け料理ほど、全体を入れたいがため、よくこのようなアングルになってしまいますよね。

↓↓↓ちょっとづつアングルを下げてみると↓↓↓
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なんとなくアングル的によくなってきましたが、焦点を定めずオートモードで撮影しているので画像が全体的に明るくなりすぎメリハリがありませんね。。。

↓↓↓角度を約45度にして、焦点をさだめてみると↓↓↓
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おっ!「ショウガ」に焦点をあてると画像にメリハリがでてきいませんか?
アングルも臨場感ででてきていませんか?

↓↓↓さらに盛りつけに工夫してみると↓↓↓
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色味を出したいがために一味を振ってみました。
なんとなくぽっかぽか感が演出できた気がします♪

↓↓↓最後に麺を取り出してみると↓↓↓
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このどろどろが「あん」で、料理が「あんかけうどん」なのがはっきりわかるようになりました!

どうでしょうか?

今回、特別なアプリは何も使用していません。スマホ(iPhone6S)で撮影した無加工、無調整画像です。でもそこそこおいしそうに撮れたと自己満足していますwww

今度、スマホで料理を撮影される時、ちょっと意識してやってみてください。
面白い画像がとれるかもしれません。知らんけど(大阪人風に)

以上、編集室の石田でした。